
ランチジャケット・コートとは
ランチ(ranch)とは、牧場を意味する英語。毛が付いたままの羊の皮を裏返しにして作られているか、または裏地にボアなどを張った仕様が特徴です。ランチジャケットやランチコートと呼ばれ、アメリカ西部の大牧場にてカウボーイたちが屋外での作業用防寒着でした。ランチジャケットはコーデをオトコらしく武骨なスタイルに仕上げるので、アメカジはもちろん、ミリタリー、バイカー、モードなど様々なスタイルで用いられるファッションアイテムとして重宝されています。
ランチジャケット・コートの着こなし
ランチジャケットの着こなしにはいくつか注意点があります。裏地にびっしりと引き詰められたボアは、とても暖かいのですが、残念なことに着膨れしやすい。インナーを薄手のシャツやカットソーにして、あまり重ね着しないようにしましょう。ここからはランチジャケット/ランチコートの着こなし例をご紹介します。
ランチジャケットの選び方
ボア特有のモコモコとした素材感と高い防寒性が特徴で、秋冬の定番アウターとして人気を集めているランチジャケット/ランチコート。表面にボアが敷き詰められた総ボア仕様のモノもあれば、裏地や襟など部分的にボアを採用したモノもあります。デザインや着こなしやすさを考慮し、自分に合ったタイプのアイテムをチョイスしましょう。
素材も様々!ランチジャケット
ランチジャケット/ランチコートはデニムやコーデュロイ、そしてレザーなど使われている素材も様々。今、手持ちの服に合う素材やカラーで選びましょう。デニム素材であればジーンズやチノとの相性も抜群!中にはチェック柄のランチジャケット・コートもあり、コーデの主役になる場合も。自分の手持ちにないタイプを選んでみるのもおすすめです。
それではここからおすすめランチジャケット/ランチコートをおすすめします。
ランチジャケット着こなし例①
バッファローチェックのランチジャケットは、アウトドアテイスト満点!ダークトーンが多くなりがちな秋冬コーデにおいて、華やかな印象を与えてくれるアイテムです。
ランチジャケット着こなし例②
エレガントさとタフさを兼ね備えた大人のランチコートコーデ例。レザーランチコートと細身のスラックスに足元はごついマウンテンブーツ。インナーも白のタートルネックニットと落ち着いた大人の印象です。着膨れしがちなランチコートがスッキリ見えるのはボトムスの色味とシルエットが決め手です。
ランチジャケット着こなし例③
ジージャンタイプのランチジャケットはアメカジスタイルにぴったり。なるべくシンプルに色使いも抑えるとカッコよく決まります。サイズ選びが難しいランチジャケットですが、この着こなし例を参考にしてくださいね!
ランチジャケット着こなし例④
着膨れを防ぐにはインナーをなるべく薄手にすればいい。ランチジャケット単体でも保温性が高く暖かいので、いっそTシャツのみでもOK!ジャケットとブーツの色味を揃えるのがコーデのコツです。
ランチジャケット着こなし例⑤
ムートンランチジャケットのコーデ例。ランチジャケットとジーンズ、そしてブーツの組み合わせはアメカジでは定番の着こなしです。ワッチキャップのカラーがコーデの良いアクセントになっています。
おすすめランチジャケット:1
アメリカの3大デニムブランドとして名高いWRANGLER(ラングラー)。1970年代に人気を博したランチコートは、襟とライニングにボリュームのあるボアを使い、高い防寒性を誇るアイテムです。ヴィンテージをベースに現代風にアレンジしたフィットで、当時の雰囲気はそのままにスッキリとしたシルエットが魅力。フラップ付きの胸ポケット、ブランドアイコンでもある "W" のステッチワークなど、昔から変わらないディティールも健在。同年代の他ブランドでは見られない、機能性とファッション性が融合された一点です。
おすすめランチジャケット:2
WRANGLER(ラングラー)を代表する名作アウターのボアランチ(レンジ)コートで、こちらはコーデュロイ素材。腰元まであ る着丈で防風性に長け、ボアの総裏地で保温性も高い秋冬の鉄板アウターです。 両胸にWの文字(サイレントW)ステッチが入ったフラップポケットが付き、下部にハンドポケットには配されています。
おすすめランチジャケット:3
Lee(リー)のトップススタンダードシリーズのボアストームライダージャケットです。この製品は、Lee(リー)の名作ビンテージ「 LEE 101J Storm Rider Jacket リー 101Jストームライダージャケット 」をモチーフにしたショートジャケットデザインです。アメリカのカウボーイ・ウエスタンスタイルの要素を随所に盛り込みつつも、シルエット、ディテールは現代風にアレンジ・カスタマイズされています。裏地にボアを配して防寒性を確保したジャケットはワークスタイル、アメカジスタイルにも合うアイテムです。
おすすめランチジャケット:4
50年代のデニムジャケットをベースにサイズとディティールをアレンジしデザインした、無骨なデニムジャケットというよりは比較的柔らかな印象の裏ボアジャケットです。 フロントポケットのフラップはコーデュロイを用いてコントラストの効いた遊び心のあるフェローズらしいデザインに仕上げています。
おすすめランチジャケット:5
古着市場でも希少価値の高い、「BIG MIKE/ビッグマイク」の復刻企画。表地には雰囲気と温もりのあるコーデュロイ生地を採用。さりげない光沢感と豊かな風合いで大人の雰囲気を楽しめるアイテムです。裏地には保温性・防寒性抜群で安心感のある肌触りのボアライナーを採用。腕の部分の裏地はナイロン生地にしているので、着脱の引っ掛かりもなく、ストレスフリーな着用感。フロントと袖口はスナップボタンで楽に開閉可能。 ネルシャツやパーカーと合わせた昔ながらのクラシックアメカジスタイルにはもちろん、ビッグシルエットやロング丈アイテムと合わせた旬のスタイルにもおすすめです。
おすすめランチジャケット:6

米国で100年以上の歴史を誇る老舗アウトドアブランド『FIVE BROTHER』が日本規格として復活!!古着でおなじみの三角タグを使用しています!負荷のかかる主要箇所は2本針でしっかりと縫製されています。ボタンはすべて『Five Brother UNION MADE』刻印入り、ツヤ感が良い雰囲気のスナップボタンを用いています!大きめのハンドポケットは手を斜めに滑り込ませるデザインです!表地にはやや太畝のコーデュロイ地を使用、やわらかな肌触り・ラフな風合いがアメカジコーデにぴったりです。
おすすめランチジャケット:7
アメリカントラックドライバースタイルと1950年代から1970年代にかけてのアメリカの中西部ウエスタンスタイルをモチーフに、オールドアメリカンスタイルの無骨でクラシックなディテールを再現しながらも、ミスターフリーダムによってタウンユース用に改良されたデニムランチコートです。表地に12オンスミッドトーンデニム、身頃裏地にボアを配して、ハーフ丈のシルエットを取り入れ、街着として洗練されたファッショナブルでスタイリッシュなデザインにアレンジされています。アウトドアスタイル、ワークスタイル、アメカジスタイルにも合うアイテムです。
おすすめランチジャケット:8
滑らかな手触りの格子柄生地を使ったクリームソーダのランチコートです。襟とボディー裏地はボア素材でとても暖かく着れる、アメリカンスタイルのアウターです。ボタンは全て髑髏ボタンを使用、ポケットにはCreamSodaのネームをパッチした、他には無いクリームソーダならではのランチコートに仕上がっております。
おすすめランチジャケット:9
肉厚で暖かな風合いのウール混ニット素材を使用したコート。ざっくりとした見た目ながらも着心地は軽く、裏側は全面ボア仕様なので防寒性も万全。ワイルドな色気とニット特有の優しげな雰囲気が絶妙な大人好みのアイテムです。 伝統と現代性、機能性とファッション性を融合した、遊び心あるイタリアンスタイルを提案するg-stage。日本人の体型を知り尽くした国内ブランドだからこその、安心のサイズ感も嬉しい魅力。ご自身用にはもちろん、大切な方への贈り物にもおすすめします。
おすすめランチジャケット:10
岡山県井原で製造したダックキャンバス素材に、広島県福山でパラフィン蝋を含侵させた特殊なファブリックと、裏地にオリジナルアクリルボア、袖裏にはコットンキルティングを組み合わせた優れた防寒性が魅力。1960sハンティングとランチコートが融合した一種独特のスタイルによる古くて新しい雰囲気のランチコート。
ボアで暖かいランチジャケット!
いかがでしたでしょうか。ランチジャケット/ランチコートは、見た目のモコモコが苦手で「暖かそうだけどダサい」と思われていたかもしれません。しかし、機能性を重視したヘビーデューティーなアイテム。ぜひ今シーズンは無骨はランチジャケット/ランチコートでアメカジファッションを楽しんでくださいね!
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