アメカジにおすすめのオーバーオール。ですが着こなし方や選び方に不安を感じている方も多いのが事実です。ここではオーバーオールのカッコいい着こなし方や、メンズ・レディースにおすすめのオーバーオールを厳選してご紹介します。
オーバーオールが人気!
アメカジ好きにはもちろんですが、今やメンズ・レディース問わず人気拡大中のオーバーオール。オーバーオールは昔から存在しますが、今改めてアメカジだけでなく、スタイルを問わず注目を集めています。
オーバーオール(OVERALL)とは
19世紀末にはすでにワークウエアとして一般的であったオーバーオール。オーバーオールとは一般的に胸当て(ビブ)がつき、肩紐で吊って着用する作業服をいいます。
リーバイスは胸当てのないいわゆるジーンズをオーバーオールとして販売しましたが、これとは別。全身のツナギもオーバーオールといいますが、これとも異なります。
胸当て部分にはペン入れ、腰回りにはハンマーループやスケールポケットがついているなど、作業服としてのデティールを今でも残しています。
オーバーオールの選び方
オーバーオールの選び方ですが、大切なポイントは2つ。ここでは自分にあったオーバーオールを選ぶためのポイントについて解説します。
オーバーオールのサイズ選び
オーバーオールの着こなしのポイントは、サイズ選びです。オーバーオールのサイズもジーンズと同じく、インチ表示で販売しているものがほとんどです。基本はジャストサイズで選ぶことです。
オーバーオールは、お尻周りや腿周りがややゆったりめで作られています。ジャストサイズでも下半身がゆったりとしたシルエットになります。
オーバーサイズもあり!
大きめのオーバーオールでダボっとしたルーズな雰囲気を出したい!というあなたは、ジャストサイズよりも、1サイズもしくは2サイズほどアップしたものを着てみましょう。あまり大きすぎない1~2サイズアップした方がゆったりとし、コーディネートも上手にまとまります。
オーバーオールの生地選び

オーバーオールに使われている生地には、デニムやダック地、ヒッコリーなどがあります。どの生地にも共通して言えるのは、丈夫な生地であること。それぞれ、経年変化が異なり、違った表情を魅せてくれるのもオーバーオールの魅力です。オーバーオールをコーディネートに取り入れる際には、色だけなく生地にもこだわってみましょう。
オーバーオールの着こなし方
オーバーオールはロールアップがおすすめ
オーバーオールの裾はロールアップがおすすめです。ワークパンツらしく5㎝程度ロールアップしましょう。ロールアップはシングル、ダブルがありますが、どちらもオーバーオールにぴったりです。
オーバーオールは肩ひもの長さが決め手
オーバーオールの着こなしで悩むのが、サスペンダーの位置。高すぎず低すぎずの位置に悩みます。サスペンダーの位置が絶妙なオーバーオールコーディネート例です。脇下を基準にしてオーバーオールの前掛け部分が、プラスマイナス3㎝程度の位置になるようにしましょう。
おすすめオーバーオール:1
このROUND HOUSE ZIPPER FLY BLUE DENIM BIB OVERALLSは、アメリカンワークウェアの魅力を感じさせる一着です。アウトドア活動、DIYプロジェクト、カジュアルな日常のスタイリングに最適です。長持ちするデニムと実用的なデザインで、あなたのカジュアルウェアコレクションに新たな風を吹き込みましょう。
おすすめオーバーオール:2
BIGMAC(ビッグマック)のデニムオーバーオールは、立体感のあるデニム素材を使用し、ヴィンテージさながらの雰囲気を表現しています。旬なスタイリングが完成する、主役級の一着。古着に見られるディテールを活かしたクラシカルなデザインを継承しながら、現代スタイルにも合わせやすい仕上がりに。メンズ・レディース問わず着こなせるカッコイイオーバーオールです。
おすすめオーバーオール:3
BIG SMITH(ビッグスミス)は、1916年に創業した「SMITH BROS.MFG.CO.」のブランド。兄弟ブランドである[BUCKAROO」はワークウェアでなくランチウェアのレーベルです。日本では新品を見つけることが難しいですが、古着屋では多くみられるオーバーオールの定番!これぞ、オーバーオール!というデザインがメンズ・レディース問わず人気です。
おすすめオーバーオール:4
BLUE BELL(ブルーベル)は、1904年にノースカロライナ州グリーンズボロにて創業した「HUDSON OVERALL COMPANY」が前身。1919年に「BLUE BELL OVERALL COMPANY」に改名され、Wranglerの兄弟分となったワークウェアブランドです。トリプルステッチ縫製を用いたタフな仕様に、胸元の大きなフラップ付きポケット、ハンマーループにツールポケットにコインポケット、後ろにも大きめのバックポケットが2つと機能性にこだわった作りになっている、カッコいいオーバーオール。この中古のBLUE BELLオーバーオールは、アメリカのデニムウェアの魅力を感じさせる一着です。
おすすめオーバーオール:5
アメリカのワークウェアブランド・ディッキーズは、お求めやすい価格が人気の秘密。バックパッチポケットは大きめに作られており、左はハンマーループ、右はツールポケット、胸にはペンシルポケット、ウォッチポケットがついたこれぞオーバーオール!メンズ・レディース問わずおすすめのオーバーオールです。
おすすめオーバーオール:6
日本のデニムメーカーの中で草分け的なブランド "BIG JOHN"。 今回はWORLD WORKERS OVERALLの登場です。 素材はもちろんお馴染みのデニム生地を採用し、Bibポケ ット、フロントジップ、ハンマーループ、スケールポケッ トを搭載した定番オーバーオールとなります。 ディティールや本格的な縫製仕様など、オーセンティック なオーバーオールを現代的なシルエットで展開。 シンプルゆえにワークスタイルだけに留まらないコーディ ネートが楽しめる奥深いアイテムです。
おすすめオーバーオール:7
BLUEWAY(ブルーウェイ)のデニムオーバーオールです。80年代と思われます。このころのブルーウェイはコーンミルズ社製デニム生地を使用。現在でもいい色落ち具合ですが、まだまだ色落ちが楽しめる状態です。縫製は国内で行っていました。フロントはTALONジップ。裾はチェーンステッチです。シャツ、カットソー、ニットなど、どんなアイテムとも合わせやすく、メンズ・レディース問わずおすすめのオーバーオールです。
おすすめオーバーオール:8
TCBはデニムの聖地岡山県倉敷市児島にある【生粋の「デニム好き」の社長が立ち上げた「自分たちが本当に作りたい商品だけを作るブランド」】です。細部のデティールまでこだわりぬいたデザインが人気の、カッコいいオーバーオール。30年代のビンテージを参考に作成したTCBのオーバーオールで、様々なシーンで活躍する、珍しいエプロンポケット仕様も大きな特徴です。メンズ・レディース問わずおすすめのオーバーオールです。
おすすめオーバーオール:9
練された雰囲気の「Wabash Stripe」デニム素材を使用したオーバーオールです。アクセントとなる各所のステッチングや可愛らしいポケット使い、ブランドロゴが配されたヴィンテージ感のあるボタン使いなど、細部へのこだわりに魅力を感じます。さりげないロゴタグ使いやハンマーループ、金具使いもポイント。シルエットはオーバーパンツとして機能していた頃そのままの極太ストレートです。
おすすめオーバーオール:10
SUGAR CANE(シュガーケーン)は、バズリクソンズ・サンサーフなどフライトジャケットやコレクタブルハワイアンシャツブランドを擁する、東洋エンタープライズ社のヴィンテージアメリカンカジュアルウエアーの老舗的ブランドです。レイルローダー達を中心に、多くのワーカーに愛されたウォバッシュストライプを使ったオーバーオール。インディゴにピンストライプを抜染したデザインは、いかにも精悍で真面目な印象を与えます。9ozのウォバッシュストライプ生地は一年を通して使いやすいハリのある素材。デニム製品との相性も抜群。それだけに留まらず、多くのアメカジ的ファッションに幅広くマッチするアイテムです。デニム同様、着込むことによって色落ちも楽しめるので、末永く愛用してゆきたい一着です。
最後に
いかがでしたでしょうか。オーバーオールはコーディネイトの主役になる存在感の強いアイテムです。とは言え、着こなしも簡単で誰にでも似合う、カジュアルファッションの万能アイテム。今までオーバーオールを敬遠していた方も、今シーズンはぜひオーバーオールを使ったコーディネイトを楽しんでくださいね!
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